シーケンスとは?
シーケンスは赤いフラグアイコン付きのタイトルで EDIT、VFX、AUDIO のタブに表示されます。

シーケンスは、クリップ、画像、オーディオ、サブクリップを1つのタイムライン上にまとめたものです。シーケンスには少なくとも1つのビデオまたはオーディオトラックが含まれています。シーケンスには最大64のビデオトラック、最大32のオーディオトラック、無制限の FX トラックを含めることができます。
Lightworks プロジェクト内には複数のシーケンスを作成でき、クリップやサブクリップ素材と同じようにシーケンスを別のシーケンス内で使用することもできます。シーケンスかどうかは、タイル、サムネイル、およびビューワーの左上にある「赤いフラッグ」マークで識別されます。
また、各シーケンスには独自の出力形式があります。シーケンスを右クリックして「再生形式」を修正することで表示・変更できます。シーケンスの初期出力形式はシーケンスに挿入された最初のクリップによって決定されます。最初に挿入されるクリップが 25fps の場合、25fps の出力形式のみが使用可能になります。

また、新規または空のシーケンスに「自動」フレームレートを指定して、挿入された最初のクリップのフレームレートを採用することもできます。シーケンスのフレームレートはシーケンスのコピーを作成するときに変更することができます。シーケンスビューワーまたはタイムラインを右クリックして、「Make」>「Copy」を選択します。
シーケンスの新規作成

手順
- EDIT タブをクリックします。新しいプロジェクトではシーケンスは空の状態で開きます。これはシーケンスにフレームレートが割り当てられていないことを意味します。新しいシーケンスは空の領域を右クリックしてメニューから「Bin Commands」>「Make」>「Empty Sequence」または「Bin Commands」>「Make」>「Sequence from contents」のいずれかで作成します。
- コンテントマネージャー内で Filters または Bins を選択してメディアを表示します。
- シーケンス内の最初のクリップを選択し、ダブルクリックしてソースビューワーで開きます。
- シーケンスに必要なクリップの範囲をマーク(「Mark In」「Mark Out」)します。
- シーケンスビューワーの「Insert」ボタンをクリックして、マークした選択範囲を空のシーケンスに移動します
- タイムラインマーカーが挿入されたセクションの先頭に移動します。次にタイムラインマーカーの位置を移動して、次のクリップを挿入する場所を決めます。
- 前のクリップのさらに前に別のクリップを挿入するための場所にタイムラインマーカーを置きます。
- ショートカットキーを押してタイムラインマーカーを(クリップの最後に)移動し、前のクリップの後に別のクリップを挿入します。
- a = 前のカットへ移動
- s = 次のカットへ移動
- シーケンスで必要な次のクリップを選択しソースビューワーにロードします。
- 手順4〜7を繰り返して、必要に応じてクリップを追加します。
既存シーケンスの開き方
既存のシーケンスは、「Filters」>「Sequences」で見つけることができます。また、プロジェクト内の「Bins」に手動で追加することもできます。

- EDIT タブをクリックして、シーケンスビューを表示します。
- 「Filters」>「Sequences」をクリックしてプロジェクトのシーケンスを表示します。
- 開きたいシーケンスをダブルクリックするか、サムネイルをシーケンスビューワーにドラッグ&ドロップします。
- シーケンスはシーケンスビューワーに表示されます。
- シーケンス内の各クリップとサブクリップのビデオトラックとオーディオトラックがタイムライン上に表示されます。