「Premiere Pro」と「Illustrator」は他のAdobe製品と同様に、強力な連携機能を持っていてリアルタイムでデータの連携をすることができます。
「Premiere Pro」に「Illustrator」のレイヤーを読込む
読込み方法
Illustrator のレイヤーを Premiere Pro に読込み方法は以下の3通りあります。どの読込み方法を使っても結果は同じなので、やりやすい方法を使いましょう。
- AIファイルを「プロジェクトパネル」にドラッグアンドドロップする。
- 「プロジェクトパネル」をダブルクリックして、読込むファイルを選択する。
- 「プロジェクトパネル」を右クリックでメニューから読込む。

レイヤーの読込み
Photoshop の場合は、読込みを行うと「レイヤーファイルの読込み」オプションで、読み込むレイヤーと読み込み方法を選択することが出来ましたが、Illustrator の場合はそのオプションはありません。
Photoshop でいうところの「すべてのレイヤーを統合」で読込まれます。そのため、Photoshop のように各レイヤーをひとつひとつのクリップとして利用することはできません。

そのため、レイヤーを選択して、Premiere Pro に読込みたい場合は、Illustrator 側で調整する必要があります。
レイヤーをタイムラインに配置する

レイヤーを読込むと、プロジェクトパネルに格納されます。それをいつものように、タイムラインに配置して編集していくことができます。
編集の自動連携
Photoshop のように、レイヤーを Premiere Pro 上で選択して読込むことはできませんが、編集の自動連携は可能です。

レイヤーの編集が必要になったら、Illustrator に戻って作業します。作業が終わって、Illustrator を保存し Premiere Pro に戻ると、Premiere Pro 上のレイヤーにも自動的に変更が反映されます。