DaVinci Resolve で、画面いっぱいにモザイクなどのブラーをかけるのは非常に簡単です。フィルターをタイムラインのクリップにドラッグアンドドロップするだけです。さらに DaVinci Resolve 17 より、フィルター項目にマウスを置くだけでビューワー上でプレビューできるようになりました。
※部分的にモザイクをかける方法と、動きに追従するモザイクは、以下よりどうぞ
素材の配置
まず、素材をタイムラインに配置します。
素材の配置など、DaVinci Resolve の基本的な使いかたは以下よりどうぞ
エディットページ
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ブラーの使いかた


- 「エフェクトライブラリ」>「Open FX」>「フィルター」>「ResolveFX」>「Resolve FX Blur」配下のブラーをタイムライン上のクリップにドラッグアンドドロップします。
- ドラッグアンドドロップすると、「インスペクタ」に「Effects」>「OpenFX」が現れるので、その中で調整を行います。
補足
DaVinci Resolve 17 より、フィルターの項目にマウスオーバーするだけで、プレビューできるようになりました。さらに項目の上でマウスを動かすとフレームが再生されます。


ブラー(ガウス)
横方向の強度と縦方向の強度で、ゆがみの調整ができます。強度の下の「連動」チェックを外すと、縦横の強度を個別に調整できます。


ブラー(ズーム)
「ズームの量」でブラーの強さを調整します。「X位置」と「Y位置」はズームの中心位置を移動させます。


ブラー(ボックス)
ガウスと似たような感じですが、強度を強くすると線状のゆがみが現れます。




ブラー(モザイク)
「ピクセル数」で格子状のモザイクの大きさ、「スムース強度」で格子のボケ具合が調整できます。


ブラー(レンズ)
※無償版ではロゴが表示されます。


ブラー(放射)
渦巻き状のゆがみを与えます。「スムース強度」でブラーの強さを調整し、「X位置」と「Y位置」は放射の中心位置を移動させます。


ブラー(方向)
強度を増すと線を引いたような歪みになります。「ブラーの角度」で線の方向を調整することができます。




ブラー(ティルトシフト)
「ResolveFXスタイライズ」の中にも映像にゆがみを加えるブラーがあります。ブラー(ティルトシフト)※無償版ではロゴが表示されます。


ブラー(プリズム)
同じく、「ResolveFXスタイライズ」の中にあるブラーです。名前の通り、プリズムのようなスペクトルをゆがみに与えます。




JPEG ダメージ
「Resolve FX Texture」>「JPEG ダメージ」を使っても、モザイクのような効果を出すことができます。

